「ソフティモ」ってほぼほぼ伊野尾くんじゃん。

夏のツアーがはじまる。

いよいよ今週の末にHey!Say!JUMPのアルバム「smart」をひっさげたツアーがはじまる。

 

ちわちわちーわ!有岡だよ!みんなに朗報!夏にツアーが決まったよ!

 

という天才有岡大貴(23)から、軽快でシンプルで喜びにあふれる、2014年声に出したい日本語ランキングぶっちぎり一位のフレーズによって、ツアーの決定をお知らせするお手紙が届いてから、3ヶ月。この日をどんなに待ち望んできたか。

 ツアーの発表があった5月11日、私は会場にいた。Live with meと題されたそのコンサートは私にとって初めてのJUMPコンだった。

発表された瞬間の、爆発するような会場中の高揚。嬉しそうな、得意気なメンバーの表情。ぴょんこぴょんこと跳ね回るいのちねの可愛さ。全てが目に焼き付いている。

私は隣に入った伊野尾担の女の子(かわいい)と初対面にも関わらず、ともに歓喜の声を上げ、「絶対行く」と誓い合った。

それからは毎日が祭りだった。べいじゃんでのRELOAD披露。メロゥメロゥ旋風。ユニット曲というファン待望の取り組みに沸く中で、突如放り込まれた謎の「愛追I隊」の文字。そしてReady Goにおける伊野尾くんのyes爆弾。そのたびに私は「JUMP超楽しい!!!」と何度も叫んだ。

 

そして、発売されたアルバムは掛け値なしで全てが良曲だった。

 

JUMPちゃんはアルバムを何度も聞いてツアーに来てね!と言った。おーけい!と私はいい、それから来る日も来る日も来る日もsmartを聞いた。何度聞いてもsmartは名盤でしかなかった。何度聞いても伊野尾くんのソロで顔がにやけた。

 

そんななかで、新曲「ウィークエンダー」「明日へのYELL」の発売が決定。披露されたウィークエンダーはまた阿呆かと思うくらいの名曲。週末への高揚感を軽快なリズムとメロディに乗せて歌うJUMPちゃんたちに心躍ること間違いなし。だいたいにしてMyojoの10000字を読んでこの時期に中島裕翔と山田涼介が同クールでそれぞれドラマの主演を果たし、その主題歌が両A面として発売されるというこのドラマに胸が高まらないなんて到底無理なのだ!!!

とか感動している間もなく、「スーツデイズ」 。

もうね、まだ来るか、と。

いったいどれだけ期待値を上げれば気が済むのか。期待値が大気圏内を突き抜けてしまっている。だってスーツデイズとかどう考えてもふざけているし、そうやってふざける場があるということが既に今のJUMPの置かれた環境の素晴らしさを物語っているわけで。

私は、一度聴いた瞬間から「My World」強火担として、そのセトリ入りを強く願っているのだけれど、この状況でもなおかつまだセトリ入りを強く願える曲があるという事実に震える。

私がJUMPちゃんたちにとってこれが初めてのアルバムをひっさげるツアーだと知り、発表の瞬間のファンたち、そしてメンバーのあの喜びの本当のところを 知ったのは、発表の後だった。そして私は、JUMPちゃんにとって「未来」というものがあまりにまだまだ広がっていることに愕然とした。

私にはこれからJUMPにやってほしいことが数えきれないくらいある。冠番組だってほしいし、写真集だって出してほしい。それ以上に、JUMPちゃんたちはやりたいことがあるだろう。そんな彼らに待ち受けている未来をともに目撃し、体験し、応援できるとはなんてすばらしいことなのだろうか。

ド新規の私から見ても今のJUMPは強い。強さしか感じない。何もわからずにがむしゃらに走り続けてきたなかで培ってきた経験と吸収してきたたくさんのことをベースに、自分たちのやりたいビジョンというものがしっかりと輪郭を持ってきた、そんな感じが伝わってくる。そして尚且つそれを面白いといって実現してくれる人脈や環境も作り上げてきたのだろう。

期待しかないし、期待を超えてくると確信できる。



週末、大阪で、私は泣くかもしれない。