「ソフティモ」ってほぼほぼ伊野尾くんじゃん。

JUMPing CARにおける金平糖のような伊野尾くんの声

 

伊野尾くんの歌声が好きだ。高くて、鼻にかかっていて、コケティッシュだ。伊野尾くんの声って基本高音なのに、鼻にかかっているからか、キンキンするわけでないところが聞いていて心地いい、そして同時に胸をくすぐられるような声をしている。金平糖のような声だ。ということは以前も話した。(2014-11-01 - teacoのブログ

一年経ってもやっぱり伊野尾くんの声が大好きで大好きで大好きなので、伊野尾くんの声を楽しみながら今度はJUMPing CARを改めて聞いてみた。

1. JUMPing CAR

◼︎サンシェイドもcool

伊野尾くんのピンっと鍵盤を弾いたような高くて綺麗な歌声が旋律によく合っている。ちょっと力のこもったクゥ!⤴︎がごきげんで軽くてたまらない。口をとんがらせてごきげんに歌ってる伊野尾くんがありありと想像できてとってもかわいい。その前の裕翔くんの「じゃんぴんパラダイス♪」がだいぶ透明感あるので対比が素晴らしい。

◼︎キミを焦がすまで離さない

君を焦がすまで離さない!!!!by伊野尾慧。きゃー!!!ですよ。きゃー!!!そして、「離さない」っていう日本語が素晴らしい。「はなさな」とa音が続くところが素晴らしい。伊野尾くんのa音はae音に近くて浅いところがとても好きなので、そのae音を存分に楽しめる「離さない」です。それから「焦がす」の不安定さもたまらなくドキドキします。「君を焦がすまで離さない」って歌い方によっては重めにも響く歌詞だけど、伊野尾くんのコケティッシュな歌声に乗せるとすごく軽くて、この楽曲によく合ってると思う。序盤の山田くんの誠実そうなアイドルとして大正解の「君を満たすまで帰さない」とのコンビネーションも素晴らしい。

 ◼︎キミに!

山田→有岡→伊野尾と畳み掛ける「キミに!」三段活用のオオトリを任せられる伊野尾くん!泣くよね。何度聴いても泣く。山田くんのちょっとクシャッとした歌い方(私はこの山ちゃんの歌い方が好きだ)の「いまキミに!」がまるでスターターのピストル音のようにパーンっと弾き、すぐ後に乗っかる有岡くんの力強くて男らしい「キミに!」、対照的なスイートで澄んだ響きの伊野尾くんの「キミに!」。トキメキのフルコースです。 そこから花火が打ち上がるようにキラキラと広がっていく9人の歌声。サビに向かって否が応でも盛り上がって行くこの感じ!天才かな?

2. Walk

◼︎あるこう

全員のパートと全員のパートの間に差し挟まれる伊野尾くんのソロパートのアクセントが本当にいい仕事してるんだわ、これが!!JUMPちゃん9人のまとまりがあって厚みのあるハーモニーの中から、一瞬だけピンっという弦楽器を弾いた音みたいな伊野尾くんの歌声が響くことで、引きの構図から急にグイーンとズームされていくような感じがして、伊野尾くんの声が際立って聴こえてとっても嬉しい。この緩急の付け方、天才かな?(2回目)「あーるこぅ」とか「あーるこぉ」って感じで最後がすぼまるような歌い方もとってもかわいい。

◼︎風のにおいも

非常に鼻にかかっている。アルバム収録時の伊野尾くんは風邪を引いてたとのことでそれもあるんでしょうか、もともと伊野尾くんの声はどこか鼻にかかってるところがあって、それが高音ながら耳にキンキンするわけではない不思議な柔らかさを生み出していて魅力的なのですが、ここは本アルバム内鼻かんであげたくなるランキングぶっちぎり一位のソロパート。ちーん、てしてあげたい。それからBメロっていうんですか?こう、楽曲全体の中で少し雰囲気が変わるところのパートなのもとてもいい。全体的にまっすぐな歌声の裕翔くんとか有岡くんとかの声が映える曲の中でちょっと毛色が違う伊野尾くんの飴玉みたいな声がこのメロディにぴったり。草原の中を吹く風の中にどこからか一瞬ふわっと花の香りがしました、みたいなソロパートです。

あとこれは本筋とそれるけどこの曲の歌い出しが有岡くんなのも大正解だよね。有岡くんの安心感のある男らしいけど湿り気を帯びた優しい声に曲がすごく合ってるなー!って毎回思う。

3.SHen Shen Shen

◼︎向き不向きは関係ナイ

もっと浅い感じで歌うかな〜と思いきや、ちょっと鼻にかかった溜めた感じの歌声なところが新鮮にきこえて心拍数が上がる。「かんけーない」の「けー」の音程がめっちゃセクシーで、その後にそっと添えられた「ナイ」で漏れなく死ぬ。

ソロパではないけど、伊野尾くんが、シェンシェラシェンが志村けんさんみたいになっちゃって撮り直したって言ってて、それがすごく想像できる。伊野尾くんの特徴的な浅いエとsh音が合わさって志村けんさんになっちゃうのめっちゃわかる。顎を上げながら志村けんさんみたいに「シェンシェラシェ〜ン」って歌ってダメだしされてイヒヒって肩で笑うレコーディング中の伊野尾くんが脳内で再生されます。かわいい。

4.ウィークエンダー

◼︎So解けない愛から始まる∞ミステリー

もう今更何か語るのも無粋かもしれませんね。この解けない愛から始まる∞ミステリーによって伊野尾くんラビリンスに迷いこんだおたくが何人いることか…!!未解決事件です!怖い!伊野尾くんのコケティッシュな声で歌われるラップってなんでこんなに可愛いのか。アイドルの歌うラップっていう感じですごくいいです。めっちゃ小生意気な感じでたまらない。歌番組などで山ちゃんから順番が回ってくるのをソワソワ待ってる伊野尾くんも大層かわいい。

◼︎一度つないだ手を

日本語を丁寧にハキハキ歌っていて、とってもごきげんそうで、聴いていて笑顔がこぼれちゃうソロパート。smartコンでは「けいとつないだ手を〜♪」と替え歌し圭人りんと手をつなぐというパフォーマンスでおたくを騒がせました。「慧と」と「圭人」のダブルミーニングかな?天才だね。

4.キラキラ光れ

◼︎不思議だよね

Mステで披露された時は驚きました。海が二つに割れその中から伊野尾くんがずんずんとこちらに向かって進んできたのです。伊野尾くんはモーセだったのです。伊野尾くんはモーセ。テストに出ます。

5.愛よ僕を導いていけ

◼︎僕の未来照らす人はこの世界で君だけだよ

ここには!伊野尾くんの歌声の魅力が凝縮されている!!!まずラ行!舌が上の歯の裏側にしっかりとくっついているような伊野尾くんの「ラ」!!長いから「僕の未来照らす人は」だけかな?と思いきや「この世界で君だけだよ」と後半も任されていて嬉しくなる。鼻にかかった感じもかわいいし、「この世界」の「こ」の割れた感じの危なっかしさもドキドキして好きだし、やっぱり最後が「だょ〜」って小文字になるところも大好き。

そもそもアイドル歌謡曲みたいな楽曲と伊野尾くんの歌声が合わないわけないんです。

◼︎もし100万回君に愛してるを届けても

ぎゃーーー!!出たーー!伊野尾→有岡→山田の三段活用ー!!!泣きます。ここも泣きます。号泣です。泣くよねこれは。伊野尾くんのソロが始まる前に一瞬音がなくなるじゃないですか、あの息を呑む一瞬の静寂がたまらない。毎回あの瞬間に心臓止まる。その静寂を切り裂く伊野尾くんの歌声!最高かよ。そして一段ずつ高音になって胸がキュゥーってなる。フィナーレに向っていく盛り上げ方。 演出上手すぎる…

6.Fever

◼︎夢を打ち上げろ心に秘めたるエンブレム

◼︎今を打ち上げろ未来に羽ばたくエンブレム

Feverのダサさとかっこよさの絶妙なバランスが大好きなんだけど、伊野尾くんのアイドル的な歌声がこのアンバランスなバランス感覚にぴたりとあっている。伊野尾くんには珍しい低音から始まるパートで、すごいがんばって抑えてる感じがグルルルルってうなってるチワワみたいでかわいい。

7. Boys Don't Stop

◼︎強くなれるから

ゴリゴリした楽曲に挟まれる伊野尾くんのキャラメルボイス。こうゆうゴリゴリした曲の中では伊野尾くんの歌声が、アイドル性を担保する役割を果たしてるんだと思う。この曲ではそれが特に際立っている。この曲で伊野尾くんのソロパートはこれだけ、すごく短いけれど、でもこの伊野尾くんのパートがなかったら楽曲全体の雰囲気ががらっと変わってしまうだろうな、とすら思う、それくらい大切な伊野尾くんのソロパート。ラ行がちょっとわざとらしいところがずるい。あざとずるい。

8. Dangerous

◼︎溺れてくよ

薮光歌い出しが最高なゴリゴリ曲で、伊野尾くんが任された宝物のような「溺れてくよ」。Boys Don't Stopと同様に、楽曲全体のアイドル性を担保する重要なパートた。伊野尾くんの歌声がキラキラ光る宝石みたいで、綺麗とかだけでは済まされないトキメキを提供している。溺れていく伊野尾くんとか冷静に考えても耽美の極み。世界が歪む。

9. Chau♯

◼︎PopでHappyな2人

「ぽぉぷではぁぴぃなふたりぃ〜」と表記すべき歌詞。ポップでハッピーとか伊野尾くんの声のことじゃん。曲中に3回も同じフレーズがあって、あたりまえだけど3回とも最高にかわいい。ポップでハッピーな楽曲Chau♯の中でポップでハッピーを担当してる伊野尾くんかっこいい。ポップでハッピー担当は伊野尾って割り振った人はまじで見る目がある。伊野尾くんの歌声と破裂音の相性が凄い。クラッカーみたいにパンって弾けてそこからカラフルでキラキラしたものがぷわぁ〜って広がっていって多幸感が溢れる。「なふたり〜」のところの危なっかしさも大好き。

10. ヨワムシ★シューター

◼︎吹き抜ける潮風のような

伊野尾くんのくねくね↗︎↘︎↗︎↘︎と上下する歌声が本当に吹き抜けていく潮風のようで感動する。真夏の暑い空気の中に吹き抜けていく一筋のさわやかな潮風のような伊野尾くんの歌声だ。

11. 明日へのYELL

◼︎転んでも立ち上がってく、その先に

伊野尾くんの高音が綺麗だ。胸が締め付けられる高音だ。カランとかコロンとかチリンとかそうゆう感じの歌声。高いハイヒールみたいな魅力がある。そんな歌声で歌詞が「転んでも立ち上がってく」なのも天才。「転んでも」っていう伊野尾くんの歌声が本当に「コロン」って響くんだもの。立ち上がってる〜!って毎回感動しちゃう。直前の有岡くんの力強い「前のめりに走り続けて」の前のめりに走り続けてる感も異常だから、そこ続く組み合わせもすっごくよい。

12. Farewell

◼︎辻褄の合わない感情

伝えたいことは一点。「辻褄の合わない」と「感情」の間に一瞬間を置く伊野尾くんの歌い方、天才的じゃないですか????泣。天才ですよ!!!!天才じゃなきゃあんな歌い方できないよ!!!!どういう感覚と思考回路をしたらあそこに一拍おけるんだ…天才だな…って頭を抱える。聴くたびに毎回毎回新鮮に伊野尾くんに恋に落ちることができるソロパです。毎回「キュン!」って胸が言ってます。好き。大好き。

13. Very Very Happy

◼︎僕の手を離さないで

こうゆうゆったりとした綺麗な曲において、伊野尾くんは変なクセをつけたりせずに、しっかりまっすぐ、とっても丁寧に歌うんだなって思っていて、そんな歌い方を堪能できる。「あいうえお」の口をひとつずつしっかり開けて歌う伊野尾くん。かわいい。そして再びの「離さない」です。a音が4つも並ぶ日本語を伊野尾くんに割り振ってくれた人どうもありがとう。伊野尾くんの浅いaのh発音を楽しむことができます。コンサートでこれを歌うJUMPちゃんは、本当に白くて羽が生えていて天使で、「あ~~jUMPちゃんが天に帰ってしまう~~~いかないで~~~」ってなったのでそれ以来「僕の手を離さないで、君を連れてく~」っていうところは天界に連れて行ってくれるんだなって思いながら聞いてる。

14.Disco Jockey

◼︎第2コーナー曲がったらこっそり抜け出そう All right?

かわいい。ただただかわいい。小生意気で小憎らしくて最っっ高にキュート!!!「こぉなぁ」「抜けだそぉ」っていう発音も良い。軽さが良い。軽くクラブで誘ってるみたいな軽薄さを愛するしかない。

◼︎君は綺麗

Disco Jockeyの「君は綺麗」選手権を伊野尾くんが勝ち取ったことを誇りに思う。山田くんの「君は綺麗」は100万人の女の子をメロメロにさせるための「君は綺麗」だし、有岡君の「はっ(息を呑む)君綺麗!」はこのオーディションを勝とうとする有岡君のガツガツした気持ちいい貪欲さを感じて有岡君に恋に落ちるための「君は綺麗」だけど、伊野尾くんの「君は綺麗」はシンプルでストレートで、君は綺麗だなって思ったからただそれを口にしただけだよっていう雰囲気があって、すごく纏っている雰囲気が素敵だ。

以上、毎度のことながら、私は音楽的素養というものが皆無なので、音楽用語や音程などのことはわかりません。適当です。それからソロパ間違ってたらごめんなさい。 

あー、伊野尾くんが好きだーーー(大の字)