「ソフティモ」ってほぼほぼ伊野尾くんじゃん。

伊野尾くんが下北沢にいるバンドマンだったら。

いただきハイジャンプの伊野尾くんが下北沢にいる売れないバンドマンだった。これだ。
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伊野尾くんは時々売れないバンドマンみたいな時がある。王子様みたいな時もあるし、お姫様みたいな時もあるし、赤ちゃんみたいな時もあるけど、時々バンドマンみたいな時もあるから不思議だ。
先日のいたじゃんの伊野尾くんは、まさにバンドマンの伊野尾くんだったので、一体どんなバンドマンなのか具体的に考えてみた。

生息地は主に下北沢である。高円寺ほどコアじゃない、下北沢付近で活動をしている。東松原か永福町あたりの狭いアパートに住んでいて、近くのコンビニでアルバイトをしている。
一応家を出てはいるが、実家も都内。地方から上京してきたとかではない。なんなら世田谷区あたりの広い一軒家が実家。裕福な家の子供が幼い頃におもちゃ代わりにギターを買い与えられた系のバンドマンだ。

両親はいつまでこんなことをやってるのかしらと半ば呆れてはいるけれど、かといって勘当されたわけでもなく、両親や妹の誕生日には家族で食事をするためにちゃんと実家に帰る。愛情をもってきちんと育てられた一人息子だ。他人の家に上がったときは靴を揃えるとか、魚をとても綺麗に食べるとか、ふとした時に育ちの良さが滲み出ることがある。

だから、悲愴感とかが全くない。まぁ最悪実家に帰ればいいかなって思ってる節があるので、なんかいつも余裕がある。悪く言えばヌルい。

バンドは売れる気配がないものの、伊野尾くんの顔の良さもあってそれなりに固定のファンがいる。あ、ちなみに伊野尾くんはギターも引くボーカル。

女関係にはだらしがなくて、ライブ終わりの打ち上げにファンの子誘ったりして、で、だいたいお持ち帰りしちゃう。ただバンド仲間と飲みに行ったりしたときも隣のギャルに声かけて今度ライブ来てよ〜とか誘う。

そんなことをしてるから結構修羅場になることがある。平日の真昼間にファミレスに呼び出されて、どうゆうつもりって問い詰められて最終的にコップの水を頭からかけられたりしたことがある。でも「いやー、こないだはまじでやばかったわー」って他人事みたいに笑って話す。全然懲りない。

ライブ終わりに下北沢の安い居酒屋でビールやらホッピーやらを飲んでいる伊野尾くん。深夜のコンビニでちょっとかったるそうにバイトしてる伊野尾くん。夜の井の頭線には、黒いギターケースを背負った伊野尾くんがバンド仲間と一緒に乗り込んでくるかもしれない。